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増加し続けるクラフトビール専門店。TAP数をアピールする時代から醸造所付きかどうかが注目されるようになりました。都心でも狭いながら、醸造所付きで出来たて新鮮なクラフトビールが楽しめる店があります。たとえば、週末金曜日仕事帰りの人々が集う六本木の路地裏。ひときわ賑わう醸造所付きダイニング「Inazuma Dining」に行ってきました。


超都会の裏通りに本格的なビール醸造所が
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六本木駅と六本木一丁目駅をはさむ三角地帯。飲食店と住宅が入り混じり、高低差のある迷路のようなエリアです。グルグル歩き回っていると、グレーのシンプルな建物が見えてきます。

分かっていても、一瞬何の工場だろう?と思う
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1Fには大きなタンクが設置。ビールを醸造しているのです。事情を知らない人が通りかかったら驚くでしょうね。しかも、ここは大都会中の大都会、六本木ですよ。

地下で出来たてのビールとともにこだわりの料理も楽しめる
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この日は、ディナータイムに行きましたが、平日はランチも営業。仕事の合間に出来たてのビールなんていいですね。

まずはオリジナルIPAでしょ
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店内に入ると、お客さんでいっぱい。それでも予約電話がさらにかかってました。週末は予約必須でしょうね。で、一杯目はやはりオリジナルIPAでしょう。『TYO333』は名称から察する通り、東京タワー開業60周年を記念してコラボしたもの。小麦とオーツ使用で、そんなにクセにのないIPA。

手の込んだ『前菜盛り合わせ』はボリューミー
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迷ったらまずはこれ!的な一品。看板メニューを一度に味わえます。生ハム、スペイン風オムレツなど盛りだくさん。

ネーミングにクスっとしてしまうハーブIPA『恋するアフロ』
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アフロとは泡から生まれた女神アフロディーテが由来だそう。レモングラスとバーヴェナがベースという一度飲んだら忘れられない個性的なIPA。

ちゃんとアルコールのジンジャーエールもある
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こちらのネーミングは『なれあいは好きじゃないから誤解されても生姜ない』。でも味は真面目。生姜とスパイスがじんわり沁み、体中ポカポカ。

やっぱり頼んでしまう『フィッシュ&チップス』
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みなさん、当然のように頼んでいた『ビアパブ定番フィッシュ&チップス 山葵タルタル』。タルタルソースにワサビが入って、ピリッとした風味が楽しめます。


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帰り際、1Fのテラス席では訪日客の方々がビールを片手に談笑していました。もちろん店内にも訪日客の方がちらほら。都会の喧騒を忘れられるスポットならではの光景です。今後も人気は衰えないでしょう。

※使用カメラ:Canon Powershot S110